今回も、久しぶりの更新です。やっぱり、子ども達の様子をお知らせするのはインスタグラムがいいですからね~。すっかりそっちにお任せしてます…。インスタグラム、見てくださいね。

 

さて、秋も深まり、野球シーズンも終盤になりました。公式戦としては今週末からの秋季若獅子大会を残すのみとなり、この大会が6年生の最後の公式戦となります。

この時期に、毎年思うことがあります。それは、『入団するんだったら早く入団してくれればいいのにな~』ということです。

具体的に言うと、出来れば1~3年生のうちに、しかも1分1秒でも早く入団してほしいのです。

理由は明確です。それは、『スポーツを覚え上達するためにはどうしても時間が必要』だからです。

 

今の子どもは、団活動をしている土日以外は野球と接する時間が少なくなっています。テレビ中継も観ないし、野球をして遊ぶ場所もないし、そもそも塾やなんかで結構忙しいんですよね~。

さらには、誰かのマネをして上手くなるということがない。これぐらい自然に覚えるだろうとか、これぐらい教えなくてもできるだろうということもない。もっと言うと、全体的な指導では我が身のこととは思ってくれないので、結局一人一人に手をかけなくてはいけない。一度へこたれたらその日は終わり…なんて子どもも多いし…。とにかく何をするにも時間がかかるようになってきています…。試合で振り逃げやタッチアップをさせるのに、どれだけ時間がかかることか…。

あっ、愚痴になって来たのでもうやめます。

とにかく、ルールを覚えるにも、基本的なスキルを身につけるにも、とにかく時間がかかるのです。

だから、1分1秒でも早く入団してほしいのです。

 

もう一つ。

上級生は、『ゴールデンエイジ』と言われる時期です。この時期は、神経系の発達がほぼ完成し、動きの巧みさを身につける時期だといいます。

実はその前の時期、5歳から8歳までの『プレ・ゴールデンエイジ』こそが、最も大切な時期だという研究者もいます。この時期は、神経系の発達が著しく、脳をはじめとした神経回路の発達が急ピッチに進むそうです。一生にわたる運動能力の基礎が、この時期のみに形成されるという研究者もいます。つまり、生涯にわたる運動能力を身につけるのは5歳から8歳だということです。極論ですが、『どん臭い』かどうかの分かれ道だという方もいます。

ですから、1年生からでも入団して、刺激を与えて成長を促してほしいのです。

 

子ども達を取り巻く環境も様々ですし、親の皆さんにも様々なお考えがあることも承知しています。でも、子どもに野球をやらせたら、やっぱり試合に出ている姿を見たいですし、試合に出ていれば活躍している姿を見たいと思うはずです。最上級生になればなおさらです。私も、自分の子どもの時そうでした。

そのためには、どうしても時間が必要です。ですから、早く入団してほしいのです。しかも、出来れば『プレ・ゴールデンエイジ』のうちに…。

遅く入団した子どもの親は、卒団するとき『もっと早く入団させておけばよかった』と必ず言います。その言葉は、もう何度となく聞きました…。ですから、1分1秒でも早く…です。

 

下級生は、入団してもどうぞ休んでいただいて結構です。

家族でキャンプやディズニーランド、北海道や沖縄、海外だってどうぞ行ってきてください。野球がすべてではありませんので、団員はみんな休んで家族でどっか行ってます。水泳やピアノやサッカーと両立しているため、練習を休んだり途中で抜けてまた戻ってきたり…。様々です。

小学生が、『野球をやりたい!』と強い意志をもって親に話をすることもなかなかないと思います。ましてや低学年であればなおさらです。親が何となく道を示してあげて、前に進みながら調整していくっていうのがいいのではないかと思います。体験会もやっていますし、練習日であれば見学や体験はいつでも可能です。試合の様子を見に来ていただくのもいいかと思います。まずは、是非お気軽に遊びに来てみてください。

長々と書きましたが、言いたいことは『野球を始めるなら早く』がおススメですということです。ぜひご検討ください。