3月12日(日)は卒団式でした。
午前中は、西多賀小学校で卒団試合。
第1試合は、卒団生VS新人チーム。
私も卒団生チームに入り、センターを守りました。
センターから、『これでこの子たちともお別れだな~』なんて思っていたら、私がまさかの後逸! 新人チームに2点をとられてしまいました。でも、結局は勝利。さすが卒団生です。
第2試合は、卒団生VS親チーム。
私は、親チームのピッチャーとしてマウンドに立ちました。ノーアウト満塁のピンチも、カーブを多投して何とか切り抜けることが出来き、面目躍如! その後はそれぞれピッチャーとバッターで親子対決をするなど、楽しい時間を過ごすこと出来ました。
午後は、市民センターで卒団式。
今年の卒団生は、1年生から入団していた子ども。途中で移籍してきた子ども。春から首都圏に引っ越しする子どもなど様々…。とにかく個性あふれる学年で、とても楽しく監督をさせていただきました。
今年も、卒団生に自筆の色紙をプレゼント。
色紙には『苦手な事 苦手な人ほど 丁寧に』と書きました。
得意な事や気の合う人とは、だいたい上手くいくものです。でも、苦手な事や苦手な人とのかかわりを丁寧にしなければ、すべてが台無し…何てこともあります。ちょっと苦痛でも、丁寧にかかわることによって、スムーズに物事が進むことも結構あります。私の実体験からの言葉で、仕事場の私の机のデスクマットに自筆で書いて挟んでもいます。多様性の時代にあって、大切なことではないかと思いこの言葉を贈らせていただきました。
さて、今年の卒団生は7人です。
O.Kは、内に秘めた熱い思いを持つ素晴らしいキャプテンでした。センター方向に打てるようになったら、最高ですね。
S.Yは、ナイスリードで何度もピンチを救ってくれました。ファーストストライクから積極的に振れるようになったら最高ですね。
K.Nは、攻守にわたって足で何度もチームを救ってくれました。どんぶり飯を何杯も食べられるようになったら、最高ですね。
S.Kは、究極のライト職人。ライトゴロの山を築いてくれました。マスクを外して大声で叫んで野球をするようになったら、最高ですね。
O.Tは、よくぞ4番に成長してくれました。身体能力も高いし、足も速い。自分で自分のやる気スイッチを押せるようになれば、最高ですね。
B.Sは、野球を覚えて自信がついてからの安定感は抜群でした。引越しの地でも持ち前のリーダーシップを発揮できるようになれば、最高ですね。
S.Hは、チームに多くのものをもたらしてくれました。入団してくれてありがとう。これからもそのままのあなたでいてくれたら、最高ですね。
最後に…
素晴らしい親の皆さんと、出会えることも出来ました。一緒に野球が出来て、楽しかったです。子ども達を育てるつもりが、逆に親の皆さんから指導者として育てていただいたように思います。ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症が流行してしまい、『野球ができる環境を整えること』に全神経を使わざるを得ない時期が続いたため、西多賀の良さである『野球以外の楽しいこと』がなかなかできなかったことだけが心残りです。
そんな中でも、一生懸命に皆さんが築いてくださったチームの良い雰囲気を引継ぎ、これからも『すべての人にエンジョイ・ベースボールを』の合言葉のもと、私たちは一致団結頑張ります。
長年の団活動へのご協力、感謝しております。これからも西多賀少年野球をよろしくお願いいたします。またいつでも遊びにきてくださいね!
卒団生とその親の皆さん、ご卒団おめでとうございます。そして、ありがとうございました!