10月3日をもって、一人の団員が卒団することになりました。

卒団するのは、4年生の女の子Mちゃんです。

お父さんの転勤で、家族みんなで引越しをするためです。

入団は去年の11月。ちょうど一年間の活動でした。

通常は6年生の3月で卒団になるのですが、この一年間本当によく頑張ってくれたので、退団ではなく特別に『卒団』とします。

 

公式戦出場は1試合。9月26日(日)の仙台市スポーツ少年団新人交流大会1回戦でした。

西多賀での公式戦生涯成績は、『2打席2四球4盗塁2ホームイン』です。

試合中ボールが飛んできませんでしたので、守備機会はありませんでした。(練習試合ではセカンドゴロをアウトにしています)

つまり、公式戦では2打席ともしっかりと四球を選び、一塁から三塁までバンバン盗塁して、最終的にはどちらもホームに帰って来たということです。素晴らしい活躍でした。

 

実は、お父さんは私の大学の先輩…。と言っても、学部違いで学力的には圧倒的に私が低いのですが、それでもやっぱり先輩は先輩。先輩の娘さんをお預かりできたことは、私にとって幸せな経験でした。コロナ禍で飲みに行けませんでしたので、それだけが心残りです。

お母さんは、元スプリンター。都道府県大会でチャンピオンになったほどの実力者です。

冬になったら走り方教室を…と思っていましたが残念。急きょ何度か指導をしていただきました。ありがとうございました。(写真は指導風景です)

 

卒団記念として、団員からは寄せ書き。私からは色紙とタオルをプレゼントさせていただきました。

色紙には『努力はセンス 努力のセンスを磨け いつかきっと 努力がになる節が訪れる』と書かせていただきました。

私は、『努力はセンス』だと思っています。努力出来ること自体がセンス。センスのない人は、努力を続けられません。努力するタイミングや何をどれだけやればいいのかなど、見極められるのもセンスだと思います。努力の道のりやその先にあるものを見据えることが出来るのもセンスです。センスがあるからこそ、努力が続けられるのだと思います。(ちなみに『他人のアドバイスを素直に聞いてとりあえずやってみることが出来る』のもセンスです)

例え野球のセンスがあっても、努力のセンスがなければ、なかなか上手にはなっていきません。私はそう思っています。

Mちゃんには、努力のセンスが垣間見られました。

第一に頑張り屋さん。第二に素直。第三に負けず嫌い。努力が出来る素質は十分です。あとは『センス』。今後は『努力のセンス』を磨いて行ってほしいと思います。

 

新しい場所に行っても、健康で楽しく学校生活を送ってほしいと思います。

ずいぶんと仙台から遠い所に行ってしまうので、なかなか会うことは出来ないかもしれません。でも、Mちゃんのことはみんなしっかりと覚えているからね。

もしかして、団員みんなもMちゃんもしっかり勉強して、日本中いや世界で活躍する人材になれば、偶然またどこかで会える日が来るかもしれません。そのためにも、最低限の勉強だけはしっかりと頑張ってくださいね。

 

それでは、ご卒団おめでとうございます!楽しい時間をありがとう!

新しい場所でも、きっと大丈夫。

元気でね!